滋賀書作家協会の理事長として、長年、書道教育に貢献してきた岡田祖翠さん(79)
(大津市)が書道家人生の集大成となる個展「新旧作品展 書のあしあと」をあまつちホール友遊館(同市高砂町)で開催している。
小学校時代の作品から最新作まで約70点を展示。多くの書道ファンが訪れ、60年を超す,
大家の軌跡に思いをはせている。
仕事と教室、家庭と多忙な日々を送っていたが、40代の時、妻・輝子さん(75)の出身地である滋賀県に移住。
2005年に滋賀書作家協会を設立し、書道一筋に心血を注いできた。「ここまでやれたのも妻のおかげ」と感謝する。