患者と家族癒やす言葉 滋賀・草津の看護師2人が「百花集」 

 「苦しいことも悲しいことも 振りかえれば懐かしい思い出 だから思い出になるまでは 生きようね」。滋賀県草津市笠山8丁目の県立精神医療センターの待合ロビーに、「百花集」と書かれたファイルが置かれている。2人の看護師が、いけばなの写真と文章を掲載した。百の花々と言葉が、患者やその家族を癒やしている。

■「心にしみる」反響

 同センター看護師の上野幸子さん(58)と吉田隆さん(58)。上野さんは6年前から、花を生けて玄関ホールなどで飾っている。2012年に吉田さんがいけばなの写真を撮影して一文を添え、ファイルに収め始めた。ともに「来られた方に安らぎを感じてもらいたい」との思いからだった。

kangosi

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