ボタニカルアートで近江神宮
魅力描く 大津の女性出版 

大津市神宮町の近江神宮で見つけた植物をボタニカルアート(植物精密画)で紹介する本を、イラストレーター須田久仁さん(46)=同市錦織3丁目=が発行した。平和の願いを込めて開発されたヨウコウザクラや珍しい野草など41種類に解説文を付けた。
 須田さんは京都市生まれで、嵯峨美術短期大(現京都嵯峨芸術大短期大学部)出身。1999年に大津市に移住してから、子どもの初詣などで近江神宮を訪れていた。もともと植物好きで、境内でスケッチをする傍ら、同神宮で約100種類の植物を確認。身近にある豊かな自然を知ってほしいと昨秋から出版の準備を進めてきた。

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